中央区にオフィス移転をする上で、重要となるのが周辺環境です。中央区は都内でも有数のビジネスエリアで、IT系を始めとした様々な企業が拠点を構えています。周辺環境を確かめずに適当に決めた結果、周りがライバル企業ばかりで仕事がしづらくなるというケースも少なくありません。移転を決めているオフィスビル内はもちろん、徒歩圏内にどういった企業があるかをチェックしておくことが基本です。
オフィスを賃貸契約する時は、家賃の比較検討も忘れてはいけません。賃貸オフィスの家賃はそのエリアの地価が大きく影響するため、東京の中心に位置する中央区は高めです。最寄駅からの距離、広さなど条件が同じでも、他のエリアに比べて数万円以上高くなるのは避けられません。オフィス移転をする時は、希望する条件に当てはまる物件をいくつかピックアップして、比較検討をすることが大切です。
移動の利便性は、オフィス移転の大事なチェックポイントに挙げられます。中央区は電車、バス共に様々な路線が通っているので、郊外からも移動がしやすいのが強みです。しかし、東京の公共交通機関は路線ごとに混雑状況が大きく変わります。特に乗り換えなしで隣接する地域への移動ができる路線は、1日を通して混雑することも珍しくありません。
朝夕の通勤時間帯は、満員で乗れずに1本見送る羽目になるということもあります。従業員の通勤の負担を減らせるように、路線ごとの特徴を理解して決めることも忘れてはいけません。