遺産相続をめぐってのトラブルを回避する

遺産相続をめぐってのトラブルが新聞やテレビで報じられることが多くなっていますが、人間の醜さが露骨に表に出てきている現実の姿を見るようで、嫌な感じが残ります。大金持ちが亡くなった場合は、巨額な遺産が残るので、関係者も躍起になることは理解できなくもなく、それはそれで他人事としては面白い劇を見ているようですが、総額で一千万円以下の相続財産を争っている姿などは、群がる何とかを見るようで、悲しい感情が湧いてきます。いずれにしても人間の性から離れることができないことで起こることですが、こんな惨劇の後には、感情のしこりが残り、それが醜い関係を露骨に残すので、何とか避けたいと思うのもまた人情のはずです。だから、どうすればいいかと言うと、肝心なのは主人公が元気なうちに遺産相続に関して考えているところを鮮明にし、トラブルが起きないようにしておくことです。

正月やお盆で兄弟や親戚などが集まる場などで、今そんなことを言わなくてもいいんじゃないかなどという言葉を押さえてでも、聞いてくれと真顔で、自分の考えを公言しておくことなのです。皆さんが集まったときに公にしておけば、法律的な効果はともかくとして、故人の遺志はここにありということが、明確なメッセージとして関係する皆さんに伝わるというものです。そうなれば、遺産相続の手続きの際にも、法律的にどうこうとか、自分が生前一番面倒を見ていたのにとか、なぜ特定の人にたくさん行くのかとかというような、口に出したいことが、皆さん口に出すことさえもおこがましいと自重するようになるからです。

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